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蓼科高原チェルトの森別荘地|蓼科随一の立地とコストバランスの良い別荘地

蓼科高原の別荘地の中でも、比較的高速のインターから近い場所に位置するのが、原村エリアです。今回紹介する蓼科高原チェルトの森は、原村エリアの別荘地地帯から少し標高の高い1200mの場所にあります。

鹿島リゾートが開発、中にはゴルフ場やテニスコートを備える整備された別荘地です。蓼科エリアの中でも特に歴史の長い別荘地で50年以上前に開発がスタートしました。

鹿島という圧倒的ブランド力もある、格式高い別荘地なので都内の人のオーナーが多いのも特徴でしょう。ちなみに、チェルトとは、フランス語のシャレーと同義でアルプスにあるような木の家という意味。別荘地の風景を連想するネーミングになっています。

まずは場所から確認していきます。

蓼科高原チェルトの森別荘地の場所

近くには同じくデベロッパー系別荘地の三井の森があります。鹿島と三井は軽井沢など他の別荘地でも似たような場所に位置します。

諏訪南インターから原村方面に走りエコーラインから鉢巻道路に入った先にあります。周辺には博物館があったり、登山口などがあるので、登山が趣味の方なんかは良いかもしれませんね。

蓼科高原チェルトの森別荘地の雰囲気

入り口

入り口には立派な看板があり、別荘地の雰囲気を演出します。

敷地道路と区画

敷地はこのようにメインストリートから、枝分かれするようなスタイルです。デベロッパー系としては最もオーソドックスですね。そして、デベロッパー系別荘地の定番である通り抜け不可の区画。入り口は一つだけです。

メインストリートは中央線がある広い道路です。

一方で枝分かれした先は、やや狭く場合によっては未舗装路もあります。見舗装路とアスファルトが交互になっている箇所も見られました。

冬に雪が降るエリアでは案外見られます。建物は中規模のものが多く、小さい物件は少なめ。

枝分かれしたところの道路の方が交通量が少ないためか綺麗です。雪かきがどこまでされるかが気になるところ。

こんな感じの雰囲気です。蓼科らしい風景ですね。傾斜は緩やかで、一部きつい物件もありますが少ないです。

3つの街区

柳川街区

入り口に最も近い街区で、ゴルフ場に隣接しています。平なのもあり、雰囲気は森の中の住宅街という感じです。永住にも向いています。

流れ清水街区

一番歴史のあるエリアです。土地がとにかく広く、500坪を超える物件も珍しくありません。そのぶん地代が高いですが、蓼科高原チェルトの森の中でも特に雰囲気が良いと私は感じました。

鳴岩街区

比較的新しいエリアで、下水道完備なのが魅力。ただ、少し“別荘感”に欠けるところもあり住宅街っぽさが残ります。

樹種

メインはカラマツですが、適度にコナラなどのどんぐり系、白樺も見られるため景観は良いです。

別荘地に入ってすぐゴルフ場の横を通るのですが、その辺りはまっすぐ伸びるマツが並び、区画内に入ると木々の密度が上がり、“森の中”の雰囲気が強くなります。

別荘地の賑わい

管理事務所

管理事務所があります。もしまだ蓼科の別荘地に疎いのであれば「管理事務所があるなんて当たり前」と思っているかもしれませんが、蓼科エリアは自治体が開発した町営の別荘地が多いので、別荘地内に管理事務所が無いことも珍しくありません。

管理事務所があると、建物の修理・修繕の手配や水抜きなどの作業を素早くやってくれるので安心です。向かいには別荘販売所もありますので、検討されている方はそちらへ。

蓼科高原チェルトの森別荘地の周辺施設

ゴルフ場

まずは敷地内にあるゴルフ場。

鹿島南蓼科ゴルフコースというゴルフ場です。先程の管理事務所よりも100mほど手間に入り口があります。

ゴミ集積所

さすがデベロッパー系別荘地です。立派なゴミ集積所が配置されています。町営の別荘地とは違い、住居から離れたところに配置しているのもポイントですね。

ちなみに、画像の物が一番立派なタイプで、ほとんどのゴミ集積所は画像右の小さいタイプでした。

蓼科高原チェルトの森の魅力

やはり、立地ではないでしょうか。茅野駅まで車で約20分という好立地でしょう。これならタクシーでも来れます。

しかも、諏訪南インターからも近い上に、道中には大規模な直売所があったり、スーパーへのアクセスも比較的良いので便利です。蓼科エリアでも白樺湖や女神湖周辺だと高速を降りてから40〜50分かかるのでドライブが趣味でないとやや負担です。

また、下水道が引き込みされている物件が多いというのも魅力ではないかと考えています。別荘を持っていないと想像しにくいかもしれませんが、別荘で下水が完備されているのは稀有です。維持費はやや高くなる傾向にありますが、払う価値は十分あると思います。

蓼科高原チェルトの森のネガティブポイント

細かいですが、売り物件が少ないというのは少々気になるところ。逆に言えばそれだけ手放さないということでもあるので、言いようですが。

それから、気候です。標高は1000mを少し超えるくらいなので、夏の涼しさは別荘地内に入らないと味わうことができません。冬は雪が降りますが、方角的に凍結する箇所も多そうです。

各種インフラ

上下水道

上水道は鹿島リゾートが整備したもので、トイレは単独浄化槽と、下水道引き込みの物件があります。確認しておくことをお勧めします。幸い、物件に関しては(株)三井の森が管理しており、きちんと明記されていますので安心ですね。

https://www.mitsuinomori.co.jp/chukai/list.php?site=210

土地

土地は借地です。ただこれは、立科町営別荘地とは違って、転借しているような感じなので、やや高いです。その代わり土地には固定資産税はかかりません。

ガス

これは全エリアで個別プロパンです。他のエリアの別荘地と同じですね。

維持費

土地は借地になっていて、88円/㎡です。1000〜1500㎡の物件が多いので880000円から132000円、物件によっては15万円を超えることもあります。

さらに、管理費は71,280円が固定でかかります。この二つはどの物件でも同じようにかかるので、基本料金が20万円弱ということになります。これに加えて建物の固定資産税(土地は借地なのでかかりません)、ガスや水道、電気など各種インフラの基本料金がかかってくると思いますので、トータルで30万円くらいでしょう。これが滞在しなくてもかかってくる維持費ということになります。

まとめ

蓼科高原チェルトの森別荘地は、バランスの取れた別荘地だと思います。区画もよく考えられているあたりが、大手のリゾート開発会社が手を入れているだけあるなと感じます。

蓼科エリアだと、東急蓼科別荘地など超大規模なところもありますが、チェルトの森は適度に賑わっていて、”別荘感”もしっかり残っているので人気なのも納得です。売り物件は少ないですが、相場もパッケージを考えればリーズナブルなので是非候補に入れていただきたいです。

この記事を書いた人
八ヶ岳の別荘オーナーです。このメディアが別荘の生の情報を求めている人、別荘が欲しくなるきっかけとなることを願っております。日々、新たなライフスタイルの提案を続けていきます。
コメント (3)
  1. 目黒隆志 より:

    横浜市在住、リタイヤして2年、冬を除いて住める別荘地を探している者です。こちらのサイトは内容が具体的で大変勉強にになります。
    蓼科高原チェルトの森についてお願いがあります。
    ネガティブポイントにおいて、「それから、気候です。標高は1000mを少し超えるくらいなので」とありますがその続きを教えてください。コロナ禍でまだ現地訪問ができませんが、候補地なので関心があります。

    サイトの文章を完成していただいても結構です。
    よろしくお願いします。

    1. R.F より:

      ありがとうございます。ご指摘ありがとうございます。追記しましたのでご確認ください。別荘はできるなら冬に凍結や除雪を確認しておくと良いと思います。

  2. R.F より:

    ご愛読ありがとうございます。三井の森と緑の森も今度行ってきますのでお楽しみにお待ちください。

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