別荘は所有していると管理費がかかるものの、固定費なので行けば行くだけお得感があるのは誰もが思うことでしょう。
しかし、別荘オーナーの私からすればそれよりも多くのメリットがあると考えております。この記事では、なぜ別荘はたくさん行くほど良いのかをお伝えしていきたいと思います。
確かに、お得感は否めませんし、お得なのは気分が良いです。
ただ、それよりももっと大きなメリットがあります。
それは、別荘を良いコンディションに保つことが出来るという点です。
「たくさん使うと消耗しそう」と思っているかもしれませんが、別荘においては当てはまりません。
別荘はたまにしか行きません。二拠点生活だとしても半分以上行く人は決して多くは無いでしょう。
別荘は家です。中には空気があり、木が使われていたり、カーテンや金属のシンクなどもあります。
これらは使わなければカビが生えたり、地面からの湿気で痛んでいきます。
普通、家というのは毎日使うのでそういった心配をする必要は無いのですが、別荘、特に築年数の経っている中古物件はメンテナンスしないと廃れていく物件が多いです。
空気が入れ替わること、パイプに水が通ること、だれかが歩くこと、通電することが設備そのものを生きた状態に戻す効果があります。
私は車も大好きなので、別荘を持っているわけですが、別荘はまさにドイツ車のような扱い方をする必要があると思います。
ドイツ車は、消耗パーツを定期的に交換して、コアであるエンジンやトランスミッションの機能を維持するように設計されています。どちらが優れているかという問題ではありませんが、乗りっぱなしでも走る日本車の設計とは考え方が違うんですね。
別荘は、明らかにドイツ車寄りで、メンテナンスが必須です。
別荘にたくさん行って使うことは、車を走らせてオイルを温めて循環させ、ガソリンを燃やすことに似ています。定期的に使うことは、長期的に見れば合理的なメンテナンス方法と言えるのです。
豊かさです。
都会の喧騒から逃れるとはよく言ったものですが、ここまで逃れられる場所は稀有です。
都会には都会の良さがあるわけですが、それは田舎の森の中で過ごしてこそ強く感じる物だと思うのです。
別荘に行くことは気持ちをリセットさせる効果もあれば、単にレジャーを楽しむという目的でも良いでしょう。
とにかく、いつでもリセットできる場所があること、という安心感が別荘を所有することの大きなメリットだと私は考えています。