別荘を中古で買う場合、個人売買仲介が多いので、見学に行くと家具などが置きっぱなしのことも多いです。
実際に購入したとしたときに、家具は付いてくるのかは必ず確認することをおススメします。
家具は、案外高い上に、別荘の立地的に搬入が面倒でお金もかかるので、物件を安く買えてもトータルコストが増えてしまう要因になりかねません。
そもそも、家具が置いてあるということはポジティブな場合が多いです。
どういうことかと言うと、使っている可能性が高いということです。
別荘は使い込むことで、コストパフォーマンスをどんどん上げることが出来るので、使い込まれた別荘はメンテナンスをさほどしなくても良いことも多々あります。
こういった面でも一つの判断基準になるということですね。
別荘に必要な家具はそこまで多くないのですが、生活スタイルによっては収納や設備をインストールすることもあるでしょう。
そうした時に家具がついていると、費用が掛かりません。
ただ、私がお伝えしたいメリットはそれだけではありません。
何かというと、暖房設備の容量です。
冬にどれだけ冷えるかはネットで調べればわかるのですが、ピンポイントにその物件の立地、構造、日当たりで何時にどのくらいの冷え込みなのかは分かりません。
そうすると、どの程度の暖房設備(ストーブなど)を入れれば良いのかが分かりません。実際に宿泊してみて暖房が足りない場合、極寒の一夜を過ごすことになることを想像するといたたまれません。
前所有者さんが暖房を残しておいてくれると、必要十分に部屋の温度管理が出来るので便利ですね。
もちろん家具が付いていることは、良いことばかりではありません。
家具のセンスがイマイチだったり、自分の好みでないこともあると思います。そうした場合、自分で処分するとなると面倒なうえに費用も掛かりますから事前に話を付けておくか、値引き交渉のタネにするなど対策をしておくことをおススメします。
必須なのは、以下のものです。
あとは、ガスや電気などのインフラくらいですが、これが付いていないことはほとんど無いので考える必要は無いでしょう。
家具は、案外費用がかさむこともあるので注意が必要です。
逆にセンスの良い家具が付いていれば実質物件本体の価格が安いということにもなりますから、仲介業者に確認しておきましょう。