別荘を出た瞬間からドライブに最高の道路になっているのが立科ヴィレッジ別荘地です。ビーナスラインとメルヘン街道に近く、適度なワインディングを楽しめますので、他の別荘地の人もドライブに来るポイントです。
標高は1300~1700mで、敷地内の標高差もあるためエリアによって景色も植生も変わります。
また、近くには紅葉のスポットもあり秋の行楽シーズンは抜群の景観となるのも魅力的です。
蓼科ビレッジはビーナスラインがメルヘン街道(国道299号線)に繋がる場所に管理事務所があります。管理事務所から登っていくと別荘地が広がっています。
茅野駅から、アルピコ交通のバスで40分ほどで到着します。入り口に近い別荘なら車でなくても良いと思いますが、なにせ広い別荘地ですから、気に入った場所によっては車は必須となるでしょう。
蓼科ビレッジの入り口はたくさんあるので、どこが入り口かは分かりません。この看板を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
蓼科ビレッジ別荘地の販売所は、ビーナスライン沿いにあります。隣にはレストランが併設されています。
区画は一本まっすぐ登っていくメインストリートから左右に枝分かれするタイプです。1/3ほどが行き止まりになります。
蓼科ビレッジのメインストリートはこんな雰囲気です。中央線が描いてありますが、あまり広くはなく、幅2mの車では曲がる際に車線をはみ出ます。
メインストリートは常に上りですが、急坂はなくゆるやかに登っていくようになっています。
メインストリートと直行する道(斜面に平行)には未舗装路もあります。山の中腹あたりの区画がこのような砂利道になっていました。割合としては少ないです。
未舗装路ですが、しっかり平らにならされていて走りにくくはありません。砂利道は降雪時に有利で、積もりやすいですが凍りにくいので比較的安全だったりします。
砂利道で坂道なんてところもあります。木漏れ日が気持ち良いですね。
区画は最大でもこのくらいの傾斜でした。完全に平坦な土地は少ないですが、どこも緩やかな勾配です。
建物は中規模なものがほとんど、中には大規模なものもありますが、小さい別荘はどのエリアでも見かけません。入り口に近いエリアは永住者も多く、活気があります。
蓼科ビレッジはとにかく広いので、エリアによって植生はかなり異なります。標高が低いエリアはマツやどんぐり系の比較的樹高の高いものが多いです。
一番上のエリアは白樺が生えています。
密に生えています。
かなり活気があるように思います。蓼科東急別荘地のような大規模なレジャー施設が無いので、部外者が入り込むこともなさそうです。
別荘を積極的に利用している人や永住者が多いので、状態の良い別荘がほとんどなのも好印象です。
別荘地内では昼でも鹿を見かけますから、安全運転を心がけましょう(笑)
敷地内には宿泊施設があります。来客を迎える際に自分の別荘に泊めたくない、もしくは部屋が足りないというときに利用してもらうことも出来ますね。
ゴミ集積所は新しくてきれいです。蓼科ビレッジはエリアによって「こぶし平」や「十文字平」など名前が付いています。このエリアごとにゴミ集積所があるようなイメージ。エリアマップは下記参照。
https://www.tateshina-v.co.jp/about/map
レストランは、ビーナスライン沿いにいくらでもあります。蓼科湖も近いのでレストラン、温泉、コンビニは揃っています。スーパーは茅野市街まで下りるとあります。
規模が大きい別荘地なので、相場には開きがあります。
1つのボリュームゾーンは300~400万円の範囲。延床面積が60~80㎡程度の小規模物件で、取り回しが良さそうです。小さければ屋根の修理や壊れる箇所も少ないので購入してからの維持費・メンテナンスコストはそこまで高額にはならないでしょう。もちろん管理費がやや高い別荘地ではありますがそれはどの物件も共通です。
もう一つのボリュームゾーンは1000万クラスです。
1000万円を超えると、かなりおしゃれで設備も充実した物件になります。メンテナンスもされていて、すぐに使える物件も多いです。また、ログハウスを狙うなら相場としてはこのくらいの価格帯になってくるでしょう。
蓼科ビレッジは一括で物件を管理しているので、物件の比較がしやすいというのも魅力。
https://www.tateshina-v.co.jp/property
蓼科ビレッジの物件は一応他の不動産会社でも取り扱っていますが、たいていは蓼科ビレッジのホームページに掲載されています。
方角です。
南向きの斜面なのでどこも明るく、日当たりが良いです。霧も白樺湖より出にくいのもポイント。
町営別荘地だと方角が悪く雰囲気が暗いということが多々あるので、さすがデベロッパー系だなという印象。
場所選びがとにかく難しいという点です。正直蓼科ビレッジはどんな別荘地かと言われれば、あらゆる別荘地の良いとこも悪いとこも持っているため、どのエリアにするかでかなり雰囲気が変わります。
見える景色も違えば、降雪量も違います。さらに、下水の方式もエリアによって違うので、そのあたりも含めて要素が多すぎます。
まずは、蓼科ビレッジの別荘販売所に行って説明を聞いてみることをおススメします。
下水はエリアによって本下水の水洗トイレ、汲み取り式の場所も多いです。
土地は転借なので、町営よりも高い賃料になっています。
個別プロパンガスです。
こうして見ると、蓼科東急別荘地と同じくらいの維持費にしてはインフラ系が町営とあまり変わらないように感じます。
土地の賃料がやや高いです。坪当たり300円ほどなので、平均的な300坪(1000㎡くらい)の土地で9万円となります。町営だと1㎡あたり40円、坪換算144円ですから倍ほど。
また、管理費は建物付きで10万円ほど。
その他基本料金を合わせると最低でも26万円。土地が1500㎡となると30万円を超えます。ただし、管理体制がしっかりしていますし、常に複数人事務所にいますから安心料と思うのが良いでしょう。
蓼科ビレッジ別荘地の看板は茅野市街から少し外れたところに行くと、いたるところで見かけるので、見たことがある人も多いかもしれません。
それだけ入り口がたくさんあって、敷地も広いということですから、選択肢の多さがは魅力でしょう。管理も行き届いていて、頻繁に使っている人も多そうな雰囲気ですからぜひ一度訪れてみることをおススメします。
同じくデベロッパー系でも、蓼科東急別荘地やアルピコ交通蓼科高原別荘地とはまた違うのが面白いところ。