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別荘のメンテナンスは誰に任せるのか|別荘メンテナンスの基本

別荘を欲しいと思っている人にとって、最大の壁はやはりメンテナンスです。

メンテナンスを制するものが別荘を制すると言っても過言ではありませんから、今回はその初歩の初歩からご説明していこうと思います。

メンテナンスは誰がするのか

別荘は毎日行くわけではありませんから、誰がメンテナンスをするのかすら想像できていないかもしれませんね。では、誰がするのか。

あなたです。

こういってしまうとうわっと思ってしまうかもしれませんから補足していきます。

確かに、所有者がメンテナンスをするというのが基本ではありますが、メンテナンスという言葉の意味があなたと私で少し違うと思いますので、まずはそこからいきましょう。

“別荘のメンテナンス”とは

別荘のメンテナンスとは何か。

それは、別荘を使うことに他なりません。

別荘を使うとどんどん壊れていくと思われがちですが、まるで逆です。別荘は、もっと言うと家というのは使わなければ朽ちていきます。

家を何か月も放置すると、建物内の空気が循環せず、カビが生えたり湿気が溜まったりします。

実際、別荘の内見に行くと、放置されていたるところにカビが生えていたりするというのはよくあることです。

別荘を使い、窓を開け、空気を循環することが本当に大切です。

使えば使うだけ状態が分かり、どこの具合が悪いのかなども感じ取れるようになるので、大事になる前に対策できます。

別荘をメンテナンスする

それでは、現実的な話をしていきます。

実際にメンテナンスをするのは誰なのかという話です。もちろん、メンテナンスのレベルによります。

主要なメンテナンスは以下のポイント。

  • 屋根
  • 内装&外装
  • ウッドデッキやサッシ類
  • 設備系(水回りやガス系)

高額メンテナンスになるのは、屋根と設備です。屋根は基本的には専門業者に任せることになるので、妥協したくないところです。

一方で、この中でも自分で出来そうなものはありませんか?内装、ウッドデッキなどはDIYでも出来ます。情報もあふれているので、やってみても良いかもしれません。

買う段階で後何年くらいで何を交換するかなどを聞いておくと良いと思います。

基本的には、「作り替え」等でなければ10万を超える修理費は中々ありません。例えば、ウッドデッキの作り替え、キッチンの作り替え、屋根の葺き替えは、高額になりやすいので、重点的に見ておきましょう。

ざっと耐用年数を把握

それぞれの設備の耐用年数はある程度決まっていますので、購入時に聞くというのが基本です。

塗装で大丈夫なのか、作り替えが必要なのか、メンテナンスコストを考えたら、取り壊した方が良い物もあるかもしれません。

特に親切な不動産のサイトでは、いつ何をしました、今後何が必要ですというのがネット上で把握できる場合もあります。しかし、大半は現地に行って業者の人に聞かないと分からない場合もあります。

NGな物件もあります

修理すればどうにかなるものがほとんどではありますが、中にはどうしようもない場合もあります。

例えば、基礎の欠陥や、地盤の問題などは修理不可、修理できても100万単位になるので出来れば買わない方が良いです。

もし、本当に良い立地でセンスも良く価格も納得でどうしても欲しいという時は以下のような方法があります。

建築物の調査会社に依頼をして建物の状態や修理費用などを見積もってもらうという方法です。

これは、購入前の場合、オーナーの許可が必要になりますから、別荘の仲介をしている不動産会社にお願いして許可をもらってください。費用は場所や物件によりますが、10万円前後、場合によっては5万円ほどで出来るとのこと。

これで修理費用と別荘取得の金額を足して、予算内に収まるなら購入を検討するという感じですね。

まとめ

別荘のメンテナンスは素人目では分からないことだらけです。痛い目見ないためには、事前に調べておくことがとても重要です。

別荘をDIYでメンテナンスするというのも趣味としての別荘の魅力なので、あまりネガティブにならずに取り組んでみると良いかなと考えております。

この記事を書いた人
八ヶ岳の別荘オーナーです。このメディアが別荘の生の情報を求めている人、別荘が欲しくなるきっかけとなることを願っております。日々、新たなライフスタイルの提案を続けていきます。

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